sala-sajiの4thアルバム『del Viento』のTourが全て終わりました。
長いようで短かったようで。
12/16 (金)。沖縄は北谷。
LIVE HOUSE MOD’S。Tourファイナルを含む73ヶ所のロングTourが終わりました!
もちろんバンドバージョン。
メンバーは前回の「En t Wine」の時と同じくBassに宮澤"Naoto Grandcabin"直人、Drumsに宮田まことさん。それに加えてKeyboardに新川"まったらー"雅啓さん。
とにかく最高だったな。個人的には、やっぱりバンドは良い!楽しい!という実感の方が凄かった。
今回は1年かけてのTourだったから、ファイナルに対しても思い入れはあるんだけども、なんだろう…やっぱりバタバタし過ぎて思い出に浸る余裕も無かったのが本音かな(笑)。
2日間のリハーサルを終えて、バンドは問題なかった。大事なところはしっかり仕上がっていたので、あとはどれだけsala-sajiの事を知ってくれて会場に足を運んでくれるか・観に来てくれるか。そっちの方が心配だった。
だって、メンバーが最高だからね。これを1人でも多くの人に聴いて欲しかったし、観て欲しかったし。
師走の忙しい中だけど、沢山の人が駆けつけてくれた。これまでのTourファイナルと比べたら半分くらいではあったけども、それでも予想外な部分もあった。当日、ギリギリで来てくれた人達もいた。何より、バンドバージョンのsala-sajiを体感してくれて本当に嬉しかった!もう、それに尽きる。
72ヶ所のTourだったけど、その殆どを紗奈と2人だけでLiveしたんですよ。これまでもそうだけど、Tourファイナルはバンドがやりたくて、その日まで我慢!してるというか。
各地でsala-saji 2人のLiveを聴いてくれてCDを沢山の人達に手にしてもらったんだけど、CDは殆どバンドバージョンで録音してるので、その楽しみは最後に取っておきたいっていう、こっち側のワガママでもあるんだけど。
バンドアレンジした新曲(アルバム曲)達を、Tourではまず2人で表現していく。そこのアレンジというのも結構難しいし、チャレンジという点では楽しいし。そこで上がっていく自分達の技術ってのもあるから、sala-sajiにとってはCDをリリースしてそこからのTourはホントに自分達を成長させてくれるものっていう感覚が大きい。で、何十本というTourで慣れた演奏スタイルを、ファイナルのバンドバージョンで崩していかないといけないっていう(笑)。ただ2人の演奏にBass・Drums・Keyboardを入れれば良いって訳ではないので。それがまた大変だったんだけど。
2人のTourの時は、Sax以外の伴奏をある意味僕1人のアコギ1つで表現する必要があるから、それはそれでホントに大変な作業で。中には極端にアレンジする事もあるんだけど。だから、2人のTourの時のLiveっていうのは、CDを先に聴いてくれてる人達にはより聴き甲斐があると思うんですよ。「あ、この曲ってこの辺CDと大分違うな」とか。そーゆーのを、良い意味で裏切っていけたら楽しいなっていうか。
Tourにおいてのそういった内容も、この3年間くらいで大分変わってきたんじゃないかって思っていて。Liveのやり方も。魅せ方・聴かせ方、というか。
僕の中には、涼しいだけのヒーリングミュージックをやるつもりは無くて。なんせ僕は25年もROCKに浸かってきてる人間なので(笑)、そこはそういう風に思っていて。ROCKのコンサートやLiveってのは、割と起承転結してるんですよ。ROCK聴かない人には、始めっから終わりまでガーガーやってるイメージかも知れないけど(笑)。HARD ROCKのBandって昔は必ず絶品のバラードが存在したわけですよ。その部分にはちょっと拘りたくて、sala-sajiは結成当初は優しい曲ばかりでしたけど、アルバムを制作していく度に色んな曲が必要だと感じる様になってきて。やっぱりLiveは、優しく届けて、情熱的に聴かせたい。クラシックをやってきた紗奈のサウンドと僕のROCKの部分を足して割れば、ちょうど良いイメージになってきた。ここに来るのに、結成から3年はかかりましたけど。
それに、沖縄の今の世代としてはSaxとAcoustic GuitarのDUOって僕らくらいですよ。しかもこうやってポップでROCKで割とオールマイティにやってるのは。「インスト歌謡曲」ってでも言いましょうか。
ちょっと話ズレたけど、こういう「2人」と「バンド」の二面性を、もっと沢山の人達に聴いてもらいたい。そういう気持ちが強くて、リリースLiveとTourファイナルLiveはバンドに拘ってるという。今回は、他県で何度もsala-sajiのLiveに足を運んでくれた方達もこのバンドバージョン「sala-saji」を体感しに沖縄まで駆けつけてくれたり、初めてのsala-sajiがこのバンドバージョンだったり、本当に嬉しかったなぁ、と。
来てくれた方達は1番新しい曲も聴いてもらったんですが、もうsala-sajiは次のアルバムに向けて動いていて。
県外はもちろんだけど、もっと沖縄の人達にも、こんなインストグループがいるんだ、こんなインストミュージックがあるんだ、って事を知って欲しいな。早く気づかせないといけない。でないと僕も紗奈もオジィーオバァーになってしまうからね(笑)。
このTourで、そのTourファイナルで、どんな風(Viento)を皆に感じてもらうことが出来ただろうか。
72の全会場とTourファイナルに足を運んでくれた皆様と出逢えた事に感謝だし、sala-sajiの音を届けられた事にも感謝。本当にありがとうございました!これからも、応援よろしくお願いします!
そして、このTourに参戦出来なかった皆さんにも、これから逢える事を願って、またしっかりsala-sajiは走っていきます。必ず逢いましょう!!
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